アカウントウィザードの重複レコードチェック

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データ品質を向上させるために、既存のレコードと一致する新しいアカウントレコードを作成しようと試みると、重複レコードチェック機能によってユーザに警告が表示されます。ユーザがいずれかのアカウントウィザードからアカウントを作成すると、既存のレコードに対して Soundex 検索が実行され、レコード作成前に潜在的な一致が特定されます。

例えば、Sarah Jones は新しいコンタクトの Clinton Ackerman 医師のアカウントを作成します。レコード重複チェック中、「C. Ackerman 医師」のアカウントが見つかりました。類似のアカウントレコードが存在することを知らせる警告メッセージが表示されたため、Sarah は Ackerman 医師の重複アカウントレコードの作成を回避できます。

この機能を使用するには初期設定を完了させておきます。

重複アカウントレコードチェック機能の使用

ユーザがアカウントウィザードから新規アカウントを作成する時、重複レコードチェック機能は自動的に作動します。Soundex 検索機能は、個人アカウントの名と姓の一致がないか検索します。施設はアカウント名に一致します。

重複チェックは基本ラテンアルファベット (A から Z までの文字) および日本語に限られます。波形、アクセント、ウムラウトなどの特殊文字は現在サポートされていません。

Soundex 検索中に重複が見つからない場合、新規アカウントが作成されます。

重複アカウントが見つかった場合:

  • 重複アカウントが存在する可能性があることを知らせる警告メッセージがページの一番下に表示されます。
  • 新規アカウントレコードの保存は一時的に取り消され、重複の可能性があるアカウントのリストが表示されます。

警告を無視して新規アカウントを保存するには、もう一度 [保存] を選択します。

重複レコード検査機能は SFDC 重複ルールとは異なります。新規アカウントウィザードはアカウントの作成を許可する SFDC 重複ルールをサポートしません。

関係の複製レコードチェック

親アカウントウィザードまたは新規レコードタイプウィザードを使用して、新規アカウント作成プロセスで関係が作成されている場合、重複レコードバリデーションの一部としてアカウント間の関係も評価されます。選択したロール、アカウント名 (「from」アカウント)、および親アカウント名 (「to」アカウント) がこのバリデーションに使用されます。

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